20190922_Liaisonの人材育成/8月、9月の研修活動の報告/通所の連携、地域マネジメント、移乗の介助の研修に全力

2019年9月22日
社内活動

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8月から9月にかけて取り組んだ、Liaisonグループの各種の社内研修の活動をまとめてご報告。先ずは8月18日(水)に開催した通所介護連携研修会。講師は、社会福祉法人いわこ会デイサービスさくらの里 花かご+の理学療法士、平野康二さん。

タイトル「地域密着型通所介護事業所の役目と役割」ということで、ご自身の経験則を包み隠さずご教授いただきました。常に現場を意識して仕事をすることの重要性を説く平野さんの講和。特に「送迎に行った時の環境評価が絶対重要!」とのご説明、とても印象に残りました。

参加の社員はすべてが通所事業の所属社員。講師の平野さんのお話に共感する部分も多々あった様子で、大きく頷く場面を多くみました。通所に限らずリエゾングループの仕事は「現場第一」です。現場で動く事から全ては始まります。平野さんの講話を通じて、改めてその「現場感」を見直す機会となりました。

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通所研修、まだまだ続きます。1ヶ月後の9月18日(水)は、長崎記念病院の「デイケア きねん」より管理者で理学療法士の岩佐恭平さんをお迎えして研修。こちらも同様に岩佐さんの「在宅リハの経験から、介護スタッフに求める事」とのテーマでお話進めていただきました。

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経営者も管理者も運営スタッフも、同じ通所の現場を共有する者同士、様々な課題、疑問があることは重々理解しています。だからこそ、その課題を地域の事業者同士で共有し、コミュニケーションを促して知恵を出し、一つ一つ課題や疑問の解決の糸口を探る活動を共有する事が重要。

2019年度、ここまで6回の通所介護連携研修会を実施してきました。社員のスキルアップはもちろんながら、その意図には、Liaisonグループの通所の現場と地域がつながり作る事もまた重要な目的です。いきなり地域活動に関わる事はハードルが高い。でも、社員研修の機会を通じて「地域の事業者」と関わる事は研修という手段で容易に可能です。

Liaisonグループは、人材育成の為の「学び」もまた、一つの地域活動として展開します。今は社内限定ではありますが、今後、同じ地域の事業者で共に学びたいという意欲ある事業所さんと共に、学ぶことでの地域活動を推進したいと考えています。

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さて、その「地域」との関わりにおいて、Liaisonグループは地域福祉の視点でも活動を推進しています。9月9日、10日、大阪で開催された「いきがい・助けあいサミット/共生社会をつくる地域包括ケア〜生活を支え合う仕組みと実践〜」で、全国各地の地域活動の情報収集です。

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ポスター会場の様子です。全国各地の地域活動の取り組みが展示してありました。先駆的自治体(市町村)や社会福祉協議会などの発表が多かった様に思います。地域マネジメントが出来る居宅「地域の居宅」もまたLiaisonグループが目指す事業の形。先駆的に取り組む各種団体の情報にそのヒントを多く見ました。

IMG_0119IMG_0122 ポスター発表では「住民と学生のワークショップから始まる地域包括ケアと共生のまちづくり」「支え合い活動“見える化”システム『地域包括ケアガイドマップ』」この二つの発表がとても印象に残りました。

現在、Liaisonグループでは、2019年度のWAM助成事業を通じて新しい相談拠点づくりに取り組んでいます。この二つの発表は、その基礎になった取り組みが通じる点を多々感じました。この二つの発表を拝見して、今、Liaisonグループとして取り組む地域活動の方針が間違っていない、ということを確信できた気がします。

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ただ、最も大事なのは「日々」です。日々、目の前のその人にどの様なサービスを提供するか、という事にこだわることがLiaison グループのすべての仕事の基礎になる。その軸を絶対にブラさない様に取り組みを進める。9月18日(水)には、登録ヘルパーと代表の川副とが、一緒に「移乗」の介助の仕方を学ぶ機会を持ちました。

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なにより大事なのは「現場」です。ですから、代表の私自身も常に「現場」にこだわりながら経営を計画し実行しています。自らも体の続く限り現場に立ち、社員と同じ空気を吸いながら、課題と疑問と未来を考え抜くことを自らの使命と考えています。

この日は、代表ではなく一人の理学療法士として、訪問介護の現場にあたってくれているヘルパースタッフと一緒に「移乗」の仕方を考えました。私たちが介護負担軽減を突き詰めれば、それが利用者の自立支援になり、私たちが効率の良い技術を身につけるから、相手もまた動作と行為が考えられる様になります。

自転車の乗り方をいくら勉強しても自転車に乗れないのと同じ。人は、見聞きするだけでは動きや考えまでに届かない。だからこそ私たちは、手を、足を、体を動かす必要がある。介助も機能訓練も、行為であり動作で、要望も聞くという行為もまた動きであり思考です。だからこそ、変化する現場を大事にするコトが大事なのだと考えます。

Liaisonグループは、人材育成の為の研修・研究活動を全力で推進します。日々の自己研鑽を怠らず、組織力の向上に努め、地域と協力・連携・協働できる拠点づくりに邁進し、社会にメッセージが出せる会社である様に、地域に選んで頂ける事業者となれる様に、人材育成の為の研修・研究活動を全力で推進します。

直近、弊社の業務中に、関係者の皆様、地域の皆様に大変ご心配をかけるアクシデントがありました。先ずは、ご迷惑をおかけしました全ての皆様に心より謝罪を申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。今後、二度とこの様なことが起きない様、代表・経営幹部は猛省し、会社として社内意識の一層の引き締めに最大限務めます。

Liaisonグループが、地域から信頼される会社となれる様に、全力で努力致します。

Liaisonグループ 代表/川副 巧成

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