20181013_ICT・動画を活用した介護とリハの連携ツール「iTherapy」/九州PTOT合同学会 in沖縄2018年10月14日社外活動 九州理学療法士・作業療法士合同学会に参加しています。ICTツールを用いた生活機能向上連携、その基礎資料についてまとめた内容を持って沖縄へ。大学や研究期間の方々の蒼々たる発表が並ぶ中、私たちは「起業者」として目の前の顧客(利用者のみならず関係者全員)に価値あるツールの開発過程の一端をまとめた発表を行ってきました。 早いもので挑戦し続けて足掛け6年の活動になります。iTherapy、今年でようやく具現化出来そうです。写真に映る彼が入社した頃、夜な夜なその「市場」をどう作るか?という議論した経過がありました。今回彼は発表者ではないのですが、実際現場に立って、議論の経過を形にして人の前に出すという仕事の重みと責任を感じた様子がありました。彼にもまた、良い経験の場になったようです。 ポスター発表で掲示した中の一枚です。商品開発の基軸となった現場の「問題開発」のイメージ図です。諸事情で全てのスライドを公開する事はできませんが、ICT、動画、自立支援、介護とリハの連携、それらキーワードの先に、生活機能向上連携の上手な運用と、そこで役立つ新たな手段を世に出す。この 6年、その事にこだわり続けてようやくここまで来た、という感じです。 7分の発表、3分の質疑応答を終えて当該セッションが終わりました。そのあと数名、直接ご質問にお見えになり「現物を見せて下さい」と。今回発表したイメージの最終形は、まだ今開発中の為、初代のiTherapyをお見せつつ、そのコンセプト、活用イメージ、展開、もちろんビジネス成立する運用方法などを説明させていただきました。 名刺交換を済ませ、目を輝かせて一言「必ずご連絡します。完成したら教えて下さい。ウチ、使います。上を説得します。」とお話して下さいました。 開発者冥利に尽きます。 6年間、嬉しい事も悲しい事も色々ありましたが、諦めずやってきてよかったと思いました。 少しずつではありますが、それでも着実に、形に、手段に、理解に、財産になっているなと実感できた1日でした。 学会は今日まで開催の予定です。 投稿ナビゲーション << 前の記事次の記事 >>