よう来たね、リエゾンへ。

2025年4月13日
活動ブログ

14時間かかったと。




乗り継ぎの移動が慌ただしくて、来日した日はご飯を食べてなかったと。




でも、挨拶しに来てくれた彼女らは、スマホ片手に覚えたての日本語で「一生懸命頑張ります、よろしくお願い致します」と元気よく笑顔で初めての日本を「リエゾン」からスタートさせた。




「日本語はすぐ上手くなるの?」
しばらくは片言でしょうな。



「明日から戦力になるの?」
ならんでしょうな。



「じゃあどうするの?」
一緒に学ぶ。




今、ひょっとすると外国人介護人材を人手不足の補填と考える組織もあるかもしれない。しかしながらリエゾングループはそうは考えない。




社員諸氏はもう耳タコだと理解している。そして、17日もそんな話が折り混ざる。またか。そう、また話す。




この国の未来を考えれば、彼女らと共に過ごす時間を通して得る学びが、地域や社会の持続に必要であることを否定する人はおらんと思う。




何故か。




日本はもう少子高齢社会を自分で解決できない。誰かの力を借りないと解決できないところまで来てしまった。




既に多くの現場で彼女らの様な海を超えてきた人材が多数活躍しているのも周知の事実であって、ある意味、リエゾンは鎖国を解くのが遅い方だと感じていた。




それがどうだ、去年から遠くの国が一気に近くなる出来事が続き、はたと気づくと会社には3人のインドネシア人を迎え入れる春となっている。




人生は奇怪。




上手くいくと信じたことはそうならず、他方、想像もしなかったことはあっと言う間に現実になる、そんなことが度々起こる。




きっとまた起こる。




上手くいくと信じてもそうならず、想像もしなかったことが加速度的に現実になる、そんな出来事が必ずまた起きるだろう。




だから、学ぶ。




様々なことを煮詰めれば、最終的に3人のインドネシア人と共に学び、共に成長していくことでリエゾングループの未来の道ができてく感じなのはお察しの通りで。




だから、社員諸氏にお願いしたい。




ぜひ、彼女らに声をかけてやってほしい、日常会話はできる。




「おはよう」
「こんにちは」
「調子どう?」
「お疲れ様」
「また明日ね」




最初はこの5つで良い。




でも、お気づきか。




その言葉に温度を乗せて彼女らに声をかけることって、皆が新しくなることにつながるのではないか?




すっかり豊かになってしまった日本人が、我々が、忘れかけている何かを思い出すことにつながるのではないか?




そう考える。




彼女らは、それを教えにわざわざ、東洋の島国日本に、その西の端っこの南の果ての長崎まで、14時間かけてメシ抜きで来てくれた。




彼女らを大歓迎したい。




新しい風に期待したい。




ワクワクに感謝したい。




だから、この言葉から始めたい。




よう来たね、リエゾンへ。
Selamat datang di Liaison


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