よう来たね、長崎。2024年6月10日全体 規模感がまぁまぁの大会になりました。本番の流れを関係者全員に説明している場面です。6月7日(金)の15時からみっちり2時間。出島メッセの205号会議室にて、彼ら全員を相手に企画の全てを一人で説明するは中々大変でした。それでも、心地よい緊張感から始まったNPO全国在宅リハビリテーションを考える会の長崎定例会です。 当日の朝から、準備委員全員で仕込みを開始している場面です。6月8日(土)の朝9時に、出島メッセの101号室。出島メッセで最も大きな会議室に関係スタッフが集合しました。会場のレイアウトは事前に全員に周知済みでしたから、全員が協力して一気に会場を創ります。ものすごいスピードで作業を進めてくれていました、感謝しかありません。 会場での投影、配信を同時進行でやってもらわねばなりません。予算の関係で操作は全て自分たちで。もちろん素人の延長です。2人だけでやります。会場のテクニカルの方に指導を受けながら、スライドにトラブルが起きない様に、配信が切れない様に。緊張感満載だったと思います、感謝です。 企業様にも協力いただきました。株式会社インターリハ様、株式会社ユニチャーム・メンリッケ様、ネスレ日本株式会社様、株式会社デンソーウェーブ様(タストラ)、合同会社Think Body Japan様、ラックヘルスケア様。そして、Liaison Design 株式会社もiTherapyを出展しました。企業様の搬入に合わせて、搬入口でずっと対応し続けてくれたスタッフ、ありがとう。 始まりました。会場満杯。準備委員がバックヤードから急ぎ追加で机、椅子を準備しなくてはならない状態になりました。お客様を優先したので準備委員スタッフには机を配置することができず。みんな、椅子だけで聴講を我慢してくれました。資料をずっと手に持ったままの聴講は色々不便なことが多かったと思います、すみません。我慢して聴講してくれて、本当にありがとう。 3つの本物セミナーです。セミナー1は保険外での自費ケアやコミュニティケア、地域活動の話。セミナー2は、子供、高齢者、障害者によりそう生活支援サービスへの革新的な取り組みの紹介。セミナー3では、介護事業もビジネスであり、専門職に迫る生き残りの考え方や研修教育の革新的な自社活動、そして、その会社が好きな社員と創る強い会社の人事システムの紹介。すべてが在宅ケアの未来に向けてた、現場の生産性向上に通じる内容でした。 企業展示も盛り上がっていました。定例会開始までの1時間と、セミナーとセミナーの間の休憩時間を合計して1時間。通して約2時間の展示見学時間を設けていましたが、企業と関係者、参加者が満遍なく交流できた企画でした。 大トリが、産業医科大学医学部 公衆衛生学教室の松田教授の基調講演です。社内研修でも何度も登場した松田先生が実際に長崎出島メッセの定例会にご登壇。トップスライドに名前が連なるのは大変恐縮ですが、今、松田先生とリエゾンは協働の作業を進行している、まさにその瞬間です。 松田先生の基調講演の最後は、iTherapy Ver.4をお披露目しました。セミナー1〜3で登壇したNPO全国在宅リハビリテーションを考える会の経営者の話、松田先生が話すジャパンケアの海外展開の研究ビジョン、そしてリエゾングループで10年培ったiTherapyが触媒に加わり、おそらく、その会場に居た参加者全員が「これはどうも、何かが動くぞ」とそんな気になれた瞬間だったと思います。 何かが動くかも。その感覚の証拠に質問が五月雨式に出てきました。政府との協働、JICAとの連携、デジタル田園都市構想、政治や金融や企業からの具体的な支援、北海道函館市、奈良県奈良市等の医療介護機関との連携。松田先生の空気感が会場を圧倒した瞬間でした。我々の毎日が良い世界になっていくことを感じれた非常に貴重な瞬間であったと思います。 派手な仕事の反対側で、着実にその舞台を支えてくれるスタッフの存在があります。時間が無い中、通常業務と同時進行で進む準備作業の中で粗い箇所も多々あったと思います。その舞台がイメージ通りに成功する様に、陰で支えてくれたスタッフに心から御礼を言います、ありがとうございます。 全国各地から集まった来場者から、たくさんのお土産をいただきました。このお土産は、リエゾングループの社員全員に贈られたものです。このあと、事務局にお願いをして、全てのセクションにお渡しできる様に分けていただきます。各地のお味とお気持ちを、社員全員で頂戴致しましょう。 西の果ての南の端。川副がよく外で自分の街を表現する時に使うフレーズです。 確かに、長崎は田舎。人も減るし、仕事は無いし給料も安い。遊ぶところは最近少し増えた感じですが都会にはかなわない。ハウステンボスはありますが、ディズニーもUSJも無い。観光客はまぁまぁ来るけど、住んでくれる若い人はあんまり来ない。「未来が無い感」満載の街かもしれません。 でも、僕らは長崎で在宅ケアやってて、仕事があって、生活もあります。 そして、在宅ケア。これ、結構これからこの国に大事な仕事になってく。 そこをやってると、色んな視点で未来が創れるよ、というコトを教えてもらえた定例会でした。 でも、じゃあ、何にも努力せずそれが創られるのか?勉強もせず、形も整えず、協力もせず、やる気も出さないで創れるか?それはちょっと違うと思うんですよね。やることやるから、そこから創れるのが「未来」だと思うんですよ。それは多分、この仕事を好きでやってるってことでそれを、これからも続けていこうって意思があるってことでリエゾングループの社員はそうじゃなきゃ、と思うんです。どうも僕らは、リエゾンは、社会からもそういうことを求められてる状態になってる。僕らがそういう集まりに成れたってコトを誇らしく思うしそんなリエゾンを創って下さった、リエゾンが大好きな社員の皆さんに心から御礼を言いたい。ありがとう。本当に楽しい二日間でした。ありがとう。リエゾングループ代表 川副 巧成 投稿ナビゲーション << 前の記事次の記事 >>