令和元年度 第2回Liaison グループ全体研修会を開催しました。2019年10月17日社内活動 2019年10月17日、令和元年度 第2回 Liaison グループ全体研修会を開催しました。今回、全体研修会では初のスタイル「イノベーション・セッション」に挑戦。在宅、施設問わず社内の多職種が集合。介護、看護、栄養、リハビリテーション、ケアマネジメントのサービスの現場のみならず、バックオフィスのスタッフも交え、参加した社員は総勢50名。現場の「不」を掘り下げ、原因分析、課題対策、方法展開から発表までの一連の流れを実践しました。 社員50名が5つのグループに分かれてセッション開始。セッションリーダーと、AからEまでのグループに配置されたメインとサブのファシリテーターが事前に議論の方向性を打ち合わせしてからセッションスタートです。決まったストーリーをなぞらえるという事でなく、いかにイレギュラーなアイディアや価値観を導き出すか、という為の事前打ち合わせ。各グループのファシリテーターが議論をスタートさせる瞬間です。 各グループで白熱した議論が展開します。座学も座学で意味はあると思うのですが、これまでの研修をクリアーしてきたリエゾングループの経験のある社員諸氏には、ここらでイノベーションセッションの方が、日々に仕事や自分に向き合え、より良い気づきや考えに出会えるのではないか。そう考えてセッションの準備を進めました。予感は的中で各グループ、熱量高くセッションが展開していきます。 議論する自分たちが、自分たち自身で「建設的な意見だな」と感じる議論が出来ている、と第三者が見て思う議論を展開出来ているという事は、そのグループ、そのメンバーは現場を鳥瞰図的に捉えられているという事です。見えない人は不平と不満しか出てません。見えている人は原因と対策を生めます。その違いは議論の質を左右します。「不」を見つけ、原因分析し、課題対策立て、具体的な方法展開が作れてはじめて「提案」で、だからこそ人に伝わるのだと思います。 各グループから様々な視点での「不」が出ていました。的確な原因分析ができ、課題対策が立てられ、展開から資源活用までまとめあげたグループもありました。正直そこまで突き抜けていくとは予想してなかったのでとても驚きましたし、リエゾングループの現場の潜在能力を改めて感じましたね、感動しました。 独りよがりの「主張」と、共感・共有の後の「提案」とは次元が違います。独りよがりの主張は個人の価値観であり、一方で提案とは暗黙知の集合にフレームを与えたモノであろうと思います。主張は感覚であり、提案は論理ですね。それが解り得た人とそうでない人の差はとてもとても大きいと思います。 今日のイノベーションセッションが終わって撤収する時、最後まで手伝ってくれた社員が誰もいなくなった事務所でヒトコト。 「いや〜、めちゃくちゃ面白かったです。」 そう、そういうコトなんですよ。 全体研修会に参加してくれた社員の皆さん、お疲れ様でした。 ありがとうございました。 投稿ナビゲーション << 前の記事次の記事 >>