20191104_愛知県西尾市からのお客様『特定非営利活動法人 ふれあいサポート』さんとのおつながり。

2019年11月5日
社内活動

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2019年11月4日(月)〜5日(火)の2日間にわたり、愛知県西尾市からLiaisonへお客様がお見えになりました。ご来場下さったのは、同市で活動されている『特定非営利活動法人 ふれあいサポート』の皆さん。Liaisonグループの活動視察のため来崎されました。実は、ふれあいサポート様も今年度のWAM助成事業を採択されており、地域で「常設の認知症カフェ」を展開されているとのコト。今年4月、WAM助成事業の採択事業者説明会でお知り合いになり、意気投合して「ぜひ長崎へ」のお約束が実現。愛知と長崎で、それぞれの活動を情報交換するミーティングを開催しました。

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特定非営利活動法人 ふれあいサポートの皆さん、今回お越し下さったのは、看護師で理事長の松本さん/社会福祉士で副理事長の中上さん/生活相談員の松山さんの3名。ふれあいサポートさん、実はWAM助成事業の大先輩。具体的な活動内容として、常設型の認知症カフェを「コミュニティカフェ 『ふらっと』」として運営されているそう。その企画で、WAM助成事業を3年連続で採択されているとのコト。活動報告書を拝見しましたが素晴らしい地域活動を展開されています。現在、Liaisonグループがイメージする地域活動において、『ふらっと』の事業デザインはとても共感でき、活動の実際をお聞きして大変勉強になりました。

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その中でも面白い取り組みがコレ『ワンデイ・シェフ』という企画。認知症カフェの企画として、地域で料理に長けた皆さんが『ワンデイ・シェフ』となって、地域の認知症カフェ『ふらっと』で腕を振るうという企画。地域の料理自慢のお母様方はもちろん、本当にお店を構えるプロの料理人の方まで、さまざまな『ワンデイ・シェフ』が、料理を通じたプロボノ活動としてカフェと協力し、食事を楽しめる認知症カフェをやっておられるとのコトでした。諸々苦労話もお聞きする中で、ぜひ、我が町でもやってみたい企画だと思いました。

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ふれあいサポートの皆さん、ご自身の地域で「常設・認知症カフェ」を運営されているといコトから、Liaisonグループの「コミュニティ・カフェ クローバー」に大変興味がおありとのコトでした。本店の相談室、施設長とじっくりミーティングを行い、春秋会事業を見学された後、studio cloverに移動。カフェ・クローバーをご案内したところ、興味津々のご様子でたくさんご質問をいただきました。 この写真の翌日に、カフェクローバーのイベント『美文字教室』を見学されています。

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特定非営利活動法人 ふれあいサポートさん、常設型の認知症カフェ以外には、基幹事業としては居宅介護支援事業所、デイサービス、訪問看護ステーションを経営されているとのコト。その事業の配置、とても親近感が湧きます。Liaisonグループのstudio cloverも近いイメージで事業展開しているという共通項もあり、基幹事業においても、相互の課題や解決方法など、シェアできるノウハウが多々あると感じました。

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地域活動のみならず、実際の業務ノウハウも情報交換。現在、Liaisonグループ、THS株式会社が主体となって開発した在宅ケア現場の動画共有システム「iTherapy」。それを体験して頂いてる様子です。代表不在中でしたので、施設長と開発の経緯をよく知る社員から、実際の使用法や共有プロセスを説明してもらっている様子です。

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説明、かなり興味深く聞いて頂けたとのコト。聞けば、特定非営利活動法人 ふれあいサポートさんにも「訪問看護ステーション」がおありとのコト。コミュニティ・カフェを通じたつながりのみならず、基幹事業である訪問の現場での「ICT連携」でも、ぜひ、愛知と長崎でつながりが持てればと思います。

地域活動の展開方法としては、大きく二つあると考えます。

一つは、その地域の資源で連携する展開。もう一つは、他の地域と方法で連携する展開。今回のおつながりは、WAM助成事業をきっかけとした後者の展開。

長崎は西の端。その南の果てで活動するLiaisonグループであるからこそ、地域の発展につなげたい自らの活動は日本の真ん中のイメージを用いたい。

いつも書くコトですが「新しいコトに挑戦しよう」と思わない限りは、何も新しくなりません。

全てが新しくなるべきという乱暴なコトを言うつもりはありません。しかし、地域や仕事や人との関係において、変わらないモノ、変えてはいけないコトを残したいと思うなら、挑戦し変えていかねば、残せません。「誰かがやるだろう」みんながそう思って、結果、誰もやらなければ、つまりは、みんなの不満や不安は誰も解決してくれないのです。

特定非営利活動法人 ふれあいサポートさんも、Liaisonグループも、イメージするのは地域や仕事や人との関係の「今」を、変えずに未来に残したい。だから、変えるための「挑戦」に向き合っている。つまりは、その挑戦の結果の『WAM助成』だと思います。

ぜひ、長崎から愛知県西尾市へ社員を派遣して、さらなる交流の機会と互いの事業の質を高める情報交換の場を持たせて頂ければと思います。そして、Liaisonグループ、来年もWAM助成事業が連続採択出来るようにがんばります!

特定非営利活動法人 ふれあいサポートの皆さん、ご来場、ありがとうございました。

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