20190421_NPO全国在宅リハビリテーションを考える会・仙台定例会へ参加。2019年4月30日社外活動 2019年4月20〜21日、宮城県仙台市にて、NPO全国在宅リハビリテーションを考える会の定例会が開催されました。今回のテーマは、訪問看護ステーションにおける看護師と理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、リハビリテーションスタッフとの連携、協働。それぞれ在宅ケアの現場で重要な役割を担う立場で、仙台定例会の場を通じ、看護とリハの連携協働をどの様に効果的に効率的に展開するか、についての議論が展開されました。 会の冒頭、NPO全国在宅リハビリテーションを考える会の松井副理事長からご挨拶。在宅の現場を支える二つの職種について、その連携協働は不可欠。その為に、実際に現場に立つ我々がそのあり方を議論する大変貴重な機会であり、今日の議論をより発展されるコトで、訪問看護ステーションにおける看護とリハの連携がより具体的になる事を期待します、との内容で会がスタートしました。 今回の定例会で最も盛り上がった場面がこちら。一般社団法人 全国訪問看護事業協会の常任理事で、横浜市南区医師会訪問看護ステーションの管理者、高砂裕子先生をお迎えして「訪問看護ステーションのビジョン」というご講演を頂きました。会のルール上、ご講演の資料やその内容を詳細に記載する事はできませんが、訪問看護ステーションの現場と未来、そして、現場を支える看護とリハの連携協働の重要性をしっかりとお話頂きました。 今回、この仙台例会、Liaisonグループから看護スタッフとリハスタッフをそれぞれ1名ずつ派遣。2人の所属はグループ内の訪問看護ステーションです。ご講演の内容も踏まえつつ、看護とリハの協働について改めて高砂先生にご質問に伺っている場面です。高砂先生、とても気さくに明確に彼女らの疑問にお答え下さいました。様々な課題もある中で、多職種連携の基本に則って在宅ケアの質を高める努力をしていきましょうとお声をかけて頂きました。 確かに、訪問看護ステーションの周囲には諸事情多くあると思います。しかし、大事なのは互いが互いの職能をしっかり理解しあい、尊重しあい、目の前のその人の笑顔や満足を第一に、看護とリハが「連携・協働」する事に尽きると思います。写真の二人はリハと看護、それぞれ違う職種。でも、写真の様に笑顔を通じてお互いの力が合わせれば訪問看護ステーションのサービスは更により良いサービスへと展開していけるのだと思います。 日々現場に立ち、現場の課題を肌で感じる。現場の集合、NPO全国在宅リハビリテーションを考える会が目指すのは、ただ一つ「より良い現場づくり」です。 NPO全国在宅リハビリテーションを考える会は、直近、熊本で九州ブロック例会を開催します。ご興味ある方は是非、そちらにもご参加下さい。詳細は以下のURLよりご確認下さい。 https://liaison.gr.jp/3650 投稿ナビゲーション << 前の記事次の記事 >>