20201220_リエゾンの「綿花」プロジェクト_その人らしい社会参加の形

2020年12月20日
社外活動

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令和2年12月20日の日曜日。今年の春先から取り組んできたオーガニックコットンプロジェクトで収穫出来た綿花とその種を持って、ケアハウス施設長がアイアカネ工房さんを訪問。リエゾングループのご利用者さんとスタッフが大事に大事に育てて出来た、ふわふわの綿花をお届けしてきました。

 

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長崎県雲仙市小浜町にあるアイアカネ工房さん。小さなご縁が一年を通じて大きく実りました。リエゾングループのサービスに、活動と社会参加のエッセンスをと思いから始まったこのオーガニックコットンプロジェクト。結果はご覧の通り、ご利用者さん一人一人の思いが詰まった真っ白の綿花(茶色もありますが)になって工房に届けられてます。

 

 

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ふわふわの綿花を机いっぱいに広げて、綿花が育つまでの過程をご説明。利用者さん一人一人の頑張りや社員のみんながきめ細やかに支援してくれた事などをお話すると、アイアカネ工房の代表さん、ものすごく喜んで下さいました。今回、リエゾングループのみならず、多くの地域の方や個人の方も綿花栽培に協力されたお話を聞いて、このプロジェクトの魅力を再確認しました。

 

 

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お伺いしたタイミングでお礼状まで頂戴しました。オーガニックコットンプロジェクトを担当してくれたスタッフから、適時メールで経過報告もされていたとのこと。「丁寧に作業してくださってとても感謝しています」と嬉しい言葉をいただきました。綿花は、これから糸になり、布となり、製品へと加工されますが、そこまでにはまだまだ大変な過程があるそうです。リエゾングループとして、お手伝いできる事の最大限をとお話が進みました。

 

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リエゾングループが、オーガニックコットンプロジェクトに参加した理由。それは、綿花栽培という行為だけの話ではありません。

長崎と小浜、ちょっと遠く、その距離を超えた小さな「ご縁」を大切にしたいと思う気持ち。無農薬の綿花でできる製品の素晴らしさに「共感」できたこと。日々時間を共にする利用者の皆さんと一緒に活動できるかもと思えた「可能性」。続けることで生まれるであろう社内の仕切りを超えた社員同士の「共創」。日々に見れる利用者さんの「活動」の場面。育てて収穫して製品になっていくまでのみんなの「期待感」。そしてまた続いていく「ご縁」。

私たちは、介護や看護、福祉や保健のサービスを基幹事業としながら、暮らしに彩りを添える様な事業を展開したいと思っています。

介護事業者だから介護サービスだけを行うのではなく、提供している介護サービスの手触り感を膨らませる様なイメージで、関わり方、活動の仕方、社会への参加の具体的方法、それらを含めた全てがリエゾングループのヒューマンサービスとして、介護が看護、福祉や保健の境目を、良い意味で無くしてしまうぐらい生活に密着したモノとしてお客様に届けたい、そう考えています。

綿花栽培は手間がかかります。製品にするまでにたくさん作業があります。

でも、時間がかかっても出来上がった製品を見た時に、関わった人はみんな笑顔になると思います。

リエゾングループがやろうとするコトとは、そういうコトです。

アイアカネ工房さんとのご縁、これからも続きます。

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