20190720_Liaison グループのWAM助成事業/ふくしの会の「よろず相談カフ」ェに全力

2019年7月21日
社内活動

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2019年7月20日の土曜日、10時から、コミュニティカフェ・クローバーにてリエゾングループの「よろず相談カフェ」を開催しました。このカフェ事業、1年目はママとチビっ子が対象、2年目は高齢者の空白の初期の解消、3年目は長崎ウエスレヤン大学と協働での地域づくり、そして、4年目に入るよろず相談カフェ。今年は、年度当初にWAM助成事業に採択され、その予算を活用して更に地域密着な「よろず相談カフェ」として展開します。

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2019年、採択された助成事業のテーマは、地域に「多元的な相談が可能な拠点」を創ること。リエゾングループは、WAM助成事業の支援を活用して3つの層を設定し相談・連携の拠点づくりを進めてます。1つは「介護」の層。介護を学ぶ学生さん、介護職員、介護に携わる専門家がその対象。2つ目は「仕事」の層。やる気のある若い大人がその対象。そしてもう1つの層が「家族」です。介護が必要な人と暮らす家族を対象に、本人も交えたピアカウンセリングの様な場を創るコトがイメージ。その具体的な場面として、よろず相談カフェを開催しています。

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最初は皆さん緊張気味でも、リエゾングループの社会福祉士がファシリテートすることで場はだんだんと打ち解けていきます。その内、日々のお悩みではありつつも、グループの中で屈託なく話されるご家族の様子がありました。初めて会う人同士ではありますが、共通項を確認することで心の硬さが和らぎ、なんとなく話しても大丈夫なんだという安心の様子が会場を包みます。今回、相談のテーブルには大学で福祉を学ぶボランティア学生の姿もありました(長崎ウエスレヤン大学)。若い彼らが、純粋に、目の前の人の話を聞こうという姿勢があったこともまた、グループの皆さんの緊張を解きほぐす良い要素だったのではないかと感じました。

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さらに今回、よろず相談カフェのメンバーが参加した、とある嚥下の勉強会で知った「なめらかすてら」の試食が登場します。今回の相談会のテーマとオーバラップする部分があり、メンバーの一人がよろず相談カフェの紹介をしたところ、ぜひその会で試食活用して下さいとのご意向から、メーカーさんよりいただきました「なめらかすてら」。嚥下障害があっても、噎せるコトなく長崎銘菓のカステラを堪能できるこの「なめらかすてら」です。ぜひ皆さんも一度ご賞味下さい。

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盛り上がる中でお名残惜しくはありましたが、相談会の終了前にアンケートにご記入いただいている場面です。実はこのアンケート、長崎ウエスレヤン大学の学生さん達が作って下さいました。このよろず相談カフェ等の活動、参加するボランティアの学生諸君と協働で年末に活動報告としてまとめ卒業論文として仕上げる予定です。活動をやっただけで終らせない。きちんと活字に残して終えるコト、それもまた、今年のよろず相談カフェの大きな目標の1つです。

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この開催レポートを書いて思うこと。

地域に出て人が集まる仕掛けを作ったり、新しい仕事を創ったりする事はとても楽しい。やりがいがあります。確かに、僕の街はこれからそんなにドラマッチクに人が増えていく様な地域ではないかもしれない。でも、だからこそ、人が集まり仕掛けや新しい仕事を実際に創れる自分であるコトが「地域」を語るに必要な要素だと考えてます。

地域で何かをしようと思う時。最初、何かを思いつく時って、絶対必ず「一人」です。日々地域を見続けて、ふとした瞬間にアイディアが湧く。言葉で書くと簡単ですが、その一文を具体化するのがどれだけ大変かはやってみた人しかわからないと思います。

でも、何か1つ思いついたアイディアを大事にして、具体化する努力をたった一人で続けてみたら、実はそれが人が集まる仕掛けであったり新しい仕事のコツだったりします。この業界はよく「活動」「参加」を言います。大事なのは、活動参加を先ず自分で始めるコト。そして、始める時には先ず「自分」が動いてみるコトなんでしょうね。

よろず相談カフェと銘打って、もう4年も活動を続けているんだなぁと思ったら、よろず相談カフェがリエゾングループの新しい「ブランド」になってるんだなぁと感じます。活動は色々大変ですが、先ずは始めて、苦しくても続けて、途中で止めないコトですね。リセットはボタン1つですが、コンティニューは続けてないと続きはできませんもんね。

今年のよろず相談カフェはじめ多元的な相談機会を創る事業、とても面白いし楽しい。1つ先の仕事が見えている実感があるので、終わって開催レポートを書いてると、かなりな満足感があります。

今後も、ご興味ある方、多くの参加を募っていこうと思います。

よろず相談カフェ、先ずはご参加いただいたご家族様、ご本人様、そして、長崎ウエスレヤン大学のボランティア学生諸君に心から御礼を申し上げます。ありがとうございました。また、当日運営に協力してくれた社員諸氏の皆さん、お疲れ様でした。

また次回も楽しくいきましょう!

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