(笑)のある研修。

2025年1月25日
活動ブログ

リエゾングループスキルアップ研修。1月は、日々我々のご相談に応えていただく地域の「かかりつけ医」をお招きして在宅医療の実際をお話しいただいた夜。



今回は、地域で活発な訪問活動を展開しておられる原口医院の院長、原口千春先生をお迎えしての研修会。在宅医療の実際を、面白く丁寧に教えていただく。



ゲストには土井首地域包括支援センターから3名のスタッフも参加された。



研修では、人口減少、少子高齢化、在宅死亡率、そこに対応する地域資源の減少など厳しい実態のお話しが続く。ただ、原口先生のキャラクターもあり研修ではみんなが笑う。先生は、衰退の現実を受け止める手段は「皆さん、そう、笑顔ですよ。」と話される。



社員諸氏におかれては、研修の内容、社内に共有される動画のアーカイブをしっかりご視聴いただきたい。過酷で過負荷で、11時間的な在宅医療の日々をサラッとお話しされるご様子、達観されておられます。



街は衰退する。人が減り、資源は錆び、流れは細くなる。それは、西の果ての南の端の小さな街だけでなく、この国全部がそうなっていってるのだ。



で、リエゾンはどうしましょうか。



簡単。研修で先生からご教授いただいた通り、日々を笑顔で、楽しくやるしかない。



じゃあ、どうすれば笑顔で楽しくなるか、これも簡単、日々を大事にするしかない。



今朝、朝礼前に事務所でスタッフが笑いながら言ってた。



「お湯って大事ね、出て有難いね。」



そう話してるの聞いて、昨晩の研修で先生にご教授いただいたことと同じと思った。お湯が有難いと話すスタッフは笑顔だ。



我々はいつのまにか忘れる。



日々があって当たり前になっていくと、日々があることが素晴らしいってことを忘れる。



日々があるってことがとても大事なのに、いつの間にかその大事さを忘れ、自分の存在を支える大事な人や物や環境や流れを忘れ、自分の存在を当たり前だと偉そうに思い込む。



医療があって当たり前。かかりつけ医が来てくれて当たり前。病院が存在してて当たり前。病気を治してくれて当たり前。



会社があって当たり前。環境も道具も整っていて当たり前。仕事があって当たり前。苦労せずに楽しくあって当たり前。



本に書いてあった。コレって、自分がわからなくなっていくことの前兆らしい(この話は今日の本筋とは違うのでまた別の機会に書きます)。研修で先生も仰っていた。「自分だけは明日死なない、そう思うのが人間ですからね(笑)。」その一言がとても印象に残る。



笑いのある研修っていいなと本当に思った。笑わせる研修ができる原口先生がすごいと思った。



僕の話は、いつも固くて全然面白くないから、先生のプレゼンを参考に、聞いてる人が、自分を理解するってコトでその話を心から楽しめる、そんな喋りができる様になりたいと思った。



原口先生、お忙し中、お時間作っていただきまして本当にありがとうございました。



引き続き、リエゾングループとの連携を何卒宜しくお願い申し上げます。



リエゾングループ
代表 川副 巧成

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